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大関亮汰選手のよさこいに懸ける熱意
今年の9月から新体制となった中京大学のよさこいチーム『晴地舞』。元気で明るい雰囲気を全面に打ち出した演舞を武器に、さまざまな舞台でパフォーマンスを行っています。今回は、『晴地舞』の新代表を務める大関亮汰選手(工学部2年)に、チームや演舞に懸ける思いについてお話を伺いました。
大学入学後すぐに見た『晴地舞』のパフォーマンスに衝撃を受け、よさこいを始めたという大関選手。実際に『晴地舞』の一員として活動する中で、大関選手自身にどんな変化があったかを尋ねると、「積極性が増して、自分を出せるようになった」と言います。『晴地舞』での経験が大関選手に良い影響を与えていることは間違いないと思いました。
『晴地舞』らしい演舞の極意については「元気に踊ること」。さらに「その元気で見る方々の心が少しでも晴れたらいいなという思いでステージに立っている」と語ります。『晴地舞』は、一般的なよさこいチームに比べると人数が少ないそうですが、それを感じさせない明るく華やかな演舞が持ち味です。その背景には、極意である「元気に踊ること」が深く関係しているのだと感じました。特に今年の演舞では、盛り上がる部分を2段階で構成しており、パフォーマンス全体に「元気さ」を意識した工夫がされているようです。
さらに、演舞についても深掘りして話を聞きました。ひとつの演舞が完成し、実際に舞台で披露されるまでには約1年を要し、初めに題材を決めて、曲や道具、振付など、それぞれの担当者と相談しながら連携して作り上げているとのこと。よさこいに欠かせない衣装やメイクに関しても、チーム全体でイメージを統一しているそうです。あの見事な演舞は、チーム『晴地舞』の努力の賜物であると改めて感じました。毎年、豊田を軸に演舞のテーマを構想しているとのことで、来年の演舞にも期待が高まります。

また、オフの日の過ごし方について聞くと、大関選手のよさこいとチームに対する愛がひしひしと伝わる答えが返ってきました。なんと、他のよさこいチームに定期的に参加していると言います。『晴地舞』とは少し異なる系統のチームの練習に参加し、そこで培った経験を『晴地舞』に持ち帰って還元したいと考えているそうです。
大関選手のよさこい、そしてチームへの熱い気持ちが話の節々から感じられるインタビューとなりました。『晴地舞』は現在、来年のにっぽんど真ん中祭りのファイナル出場を目標に掲げ、練習を重ねています。大関選手率いる新生『晴地舞』の今後の活躍に注目です!

取材 学生広報スタッフ「ライト」
- 文:垣添琴葉(国際学部3年)
- 写真:早川功祐(総合政策学部3年)、中京大学『晴地舞』提供